ハッピーテールの取り組み
ハッピーテールについて
★ハッピーテールってなぁに?
民間のボランティアグループです。
2000年、長野県駒ヶ根市で飼い主失踪により犬猫約30匹が置き去りにされた事件をきっかけに誕生しました。
長野県南部を中心に活動しています。
ボランティアスタッフは、家事や仕事を抱える主婦ばかり。
「不幸な犬猫たちを減らしたい」と集まった少人数の仲間たちは今日も犬猫たちの幸せのために奮闘中です!
★どんな活動をしているの?
南信犬等管理所(伊那保健所)で保護されている犬猫のお世話などのボランティア活動、
管理所で貰い手がつかなかった犬猫の引き取りを行っています。
寄せられる相談への対応、餌やり猫の不妊手術のお手伝い。
また、毎月猫の譲渡会・パネル展を開催。
避妊去勢手術の呼びかけ、野良猫避妊去勢手術の支援、里親探しのアドバイスなどをしています。
★犬猫の保護施設やシェルターがあるの?
現在、保護施設やシェルターはありません。
保護した犬や猫は、全てスタッフ宅や預かりボランティア宅でお世話しています。
犬猫の預かりボランティアは随時募集中です。
★活動資金はどうしているの?
活動期間が長くなるにつれ保護頭数が増えました。
ボランティアの自己負担も多く、皆様の応援が大きな力になります。
ご協力くださる方から温かいご支援をいただき、
犬猫達の為の費用にさせて頂いています。
皆様からのご支援によりボランティア活動を続けております。
★協力できる事はありますか?
物資のご提供や、活動費のご寄付を頂ければありがたく使わせて頂きます。
犬猫の預かりボランティア、管理所ボランティアなどのお手伝いも随時募集中です。
家族として、犬や猫を飼いたい方はぜひ保護犬保護猫から迎える事もご検討ください。
ハッピーテールの活動内容 〜諏訪・上伊那・飯田を中心に活動しています〜
保健所に持ち込まれた犬や猫、迷い犬として収容された犬や猫を保護し、新たな飼い主を探しています。
・拾った・迷ってきた・保護をしたなどの相談への対応。
・保護犬猫の新しい飼い主募集、希望者への譲渡。
望まれずに生まれてくる犬や猫をなくすため、去勢・不妊手術の必要性と実施の呼びかけ。
・紙面、譲渡会、飼い主希望者、相談者へ呼びかけています。
・犬や猫の飼い主への適切な飼い方・犬や猫を飼っていない方に対しても啓発・啓蒙活動を行っています。
ノラ猫手術費用助成基金を設けて支援を行っています。
・野良猫への餌やりをされている方への手術実施などの相談対応。
・貰い手を探せる猫の場合は里親さがしのアドバイス。
動物愛護パネル展や譲渡会を開いています。
・譲渡会の日程は譲渡会・パネル展日程をご覧下さい。
・日々の活動についてはスタッフブログをご覧下さい。
ハッピーテールは2010年に結成10周年を迎えました
10年間、たくさんの出会い・別れや、出来事がありました。
正直言ってこの活動はつらいこと、悔しいこと、悲しいこと・・・心身ともに苦労が多いです。
(なかには「いつ寝ているのだろう・・・??」と心配になるほど奮闘されているスタッフも・・・)
もちろんやっていて良かったというやりがいもあります。
この活動の原動力はなんといっても、保護した犬猫たちが幸せになっていくことでしょうか。
この10年間で譲渡数は犬猫あわせて500匹を超えました。
これは、この活動に携わっているスタッフをはじめ、ご支援いただいている皆様や、
理解をもって犬猫を家族に迎えて下さる里親様のおかげでもあります。
本当にありがとうございます。
これからもどうか身勝手な人間のせいで不幸になってしまった命を少しでも多く救えますよう、
ご支援をよろしくお願い申し上げます。
☆彡いつかこういった活動が必要なくなる日がくるのを願って・・・☆彡
ハッピーテールの始まり
2000年2月、寒さ厳しい長野県駒ヶ根市。
飼い主が失踪し、31匹の犬猫達が置き去りにされました。
管轄保健所から「保健所の保護前に何頭でもいい。何とか助けられないか?」という連絡が入りました。
立ち退きまでの限られた時間の中、彼等を助けたいと集まった人たちは
多くの方々からのご支援と励まし、そして怯えきっていた犬達が、世話をしていく中で少しづつ心を開き
懸命に生きようとする姿に支えられました。
犬達にも順次新しい飼い主が決まっていき
残った犬猫達も仮設のシェルターに保護、収容することができました。
この出来事は、集まった人たちの「人間の身勝手により、不遇な目にあっている犬や猫達を少しでも救いたい!」
という思いを強くさせてくれました。
そして、2000年春に小さな民間の動物愛護グループ「ハッピーテール」が生まれました。
その年の5月には、保健所に対して処分される犬猫の引き取りを申請。
収容頭数の制限、登録、譲渡先の報告など様々な取り決めをし、
ハッピーテールの活動として正式に許可されました。
私達は、一匹でも多くの犬や猫達が幸せになれるように活動を続けていきます。
私達のような活動が必要とされなくなる日がくることを願いながら・・・。
活動に共感して励まして下さる方やご支援してくださる方がいらっしゃるのですから。